NHKニュースで英会話から「魅力の旅行先は1に東京 2に京都」/Japan Broadcasting Corp.Online NEWS “TOKYO, KYOTO BEST TOURIST SPOTS”

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大手旅行雑誌が、アメリカ国外で最高の旅行先として、東京と京都を上位2都市にランクづけしました。
発行部数およそ80万部の雑誌「コンデナスト・トラベラー」は、1988年から読者調査を行ってきました。
今年の調査で、東京は2015年の15位から首位に躍り出ました。この雑誌では、日本の首都(東京)は「超現代的で、ネオンが輝く超高層ビルから、静寂なお寺、歴史的な神社、そして広大な森まで、相反するものの混在(する場所)」だとしたうえで、ほかのどの都市よりもミシュランの星を獲得していると評価しています。
京都は、去年の9位から2位に跳ね上がりました。かつての首都(京都)は日本で最もよく保護された都市の1つだと、この雑誌は述べています。
日本を訪れるアメリカ人は、2015年に初めて100万人を超え、2016年の総数は(現時点で)去年の同じ時期より20%以上増加しています。

A major travel magazine has ranked Tokyo and Kyoto as the two best tourist destinations outside the United States.
Condé Nast Traveler has conducted a readers’ survey since 1988. The magazine has a circulation of about 800,000.
This year’s poll saw Tokyo move up to top spot from 15th place in 2015. The magazine says the Japanese capital is “a mix of contradictions, from ultramodern, neon-lit skyscrapers to tranquil temples, historic shrines, and expansive forests.” It notes that Tokyo has more Michelin stars than any other city.
Kyoto jumped to second spot from ninth place last year. Condé Nast Traveler says the former capital is one of the best-preserved cities in Japan.
The number of Americans visiting Japan topped one million for the first time in 2015. The total for 2016 so far is up more than 20 percent, compared to the same period last year.

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今回のニュースで日本の首都の魅力について、the Japanese capital is “a mix of contradictions, from ultramodern, neon-lit skyscrapers to tranquil temples, historic shrines, and expansive forests.”「超現代的で、ネオンが輝く超高層ビルから、静寂なお寺、歴史的な神社、そして広大な森まで、相反するものの混在(する場所)」と表現されていた。
冷静に考えてmix of contradictionsな場所は人間の住むところではないと思う。
首都圏から田舎へ移住する方が多くなってきた昨今。
受け入れ側では移住コンシェルジュや田舎コンシェルジュといった方々が率先して、移住相談窓口や田舎暮らしのアドバイスなどしたりし、人口減少の歯止め策として活躍しているようだ。
これが最近は単に都会人の移動だけに済まくなっており、地方都市に暮らす人たちもまた、より田舎へと移動を開始し始めている。
だから今までの通説”都会の消費活動に辟易した人たちが田舎へ移住する”は徐々に成立しなくなってきている。

さて、私たちはおそらく、いま、先を急ぐのではなく、ここに踏みとどまって、三つの種類の寂しさを、がっきと受け止め、受け入れなければならないのだと私は思っています。
一つは、日本は、もはや工業立国ではないということ。
もう一つは、もはや、この国は、成長せず、長い後退戦を戦っていかなければならないのだということ。
そして、最後の一つは、日本という国は、もはやアジア唯一の先進国ではないということ。

平田オリザの「下り坂をそろそろと下る」から抜粋。

後退戦、つまりは衰退していく日本を感じ、消費活動に躍起になるメディアに疲れ、生きること=消費の構図を捨て去り、田舎へ移動する。理にかなった生き方だ。
私の仕事である金継ぎも、アンチ消費に近いものがあり、エコというほど大きなものではない。
しかし器に込められた大切な想いを繕う手段は、生きることを真剣に考え、田舎へ移動する人たちの心理とシンクロするように思えてならない。
三つの寂しさを捉える感性を鈍らせたくない。
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ニュースから日本を知る。
NKH「ニュースで英会話」からの抜粋でした。
「魅力の旅行先は1に東京 2に京都」
“TOKYO, KYOTO BEST TOURIST SPOTS


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